「耳つぼジュエリーでダイエットや美容ケアをしたいけれど、消耗品にしては値段が高すぎる…」
「サロンに通うのは金銭的に厳しいし、ネットで買うのも毎回2,000円以上かかるのはちょっと…」
もしあなたがそう感じて、耳つぼジュエリーを諦めかけているなら、この記事はまさにあなたのためのものです。
実は、耳つぼジュエリーは1粒あたりたったの「10円」で作れてしまうことをご存知ですか?
「でも、自分で作るとすぐに剥がれそう…」
「不器用だから、お店みたいに綺麗には作れない」
そう不安に思うかもしれません。しかし、「ある100均アイテム」と「プロが実践するひと手間」さえ知っていれば、誰でも簡単に、サロン級の耐久性を持ったジュエリーを自作できるのです。
この記事では、コストを10分の1に抑えつつ、絶対に失敗しない「耳つぼジュエリーの作り方」を完全公開します。
読み終わる頃には、あなたはもう高額な既製品を買う必要がなくなり、毎日惜しみなくキラキラのジュエリーを楽しめるようになりますよ。
【準備編】耳つぼジュエリー自作に必要な材料リスト
まずは道具と材料を揃えましょう。
ここで一番大切なポイントをお伝えします。それは、「すべてを100均で揃えようとしないこと」です。
肌に直接触れ、ツボを刺激するアイテムだからこそ、安全に関わる部分には少しだけこだわる必要があります。
これだけはネットで買って!「医療用シール」と「チタン粒」
結論から言うと、土台となる「シール」と「粒」だけは、専門店やネット通販で専用のものを購入してください。
なぜなら、100均の文具用シールやビーズを代用すると、以下のようなトラブルの原因になるからです。
- カブレや痒み:医療用でない糊が長時間肌に触れるリスク。
- 金属アレルギー:安価な金属粒が汗で錆びてしまう危険性。
おすすめは、「医療用透明シール(または肌色シール)」と「チタン粒(または金粒)」です。
これらは楽天市場やAmazonなどで、100粒入りが1,000円〜2,000円程度で手に入ります。「えっ、高い」と思うかもしれませんが、100粒作れるので1回分(2粒)のコストは20円〜40円。十分にお得ですよね?
安全性を確保しつつ、長く楽しむための必要経費と考えましょう。
100均(ダイソー・セリア)で代用できる道具
逆に、肌に触れない部分や道具類は、100均アイテムで十分です!ダイソーやセリアのハンドメイドコーナーをチェックしてみましょう。
- 精密ピンセット:細かい作業の必需品。先が曲がっている「鷲口(わしぐち)タイプ」が使いやすくておすすめです。
- デコ用ストーン:表面を飾るキラキラ部分。スワロフスキー風のアクリルストーンなど、サイズや色が豊富に揃っています。
- 小分けケース:作ったジュエリーや小さな粒を保管するのに便利です。
- 爪楊枝:接着剤を微調整するために使います。
賢く100均を利用することで、初期費用をグッと抑えることができますよ。
【実践編】写真で解説!耳つぼジュエリーの作り方4ステップ
材料が揃ったら、いよいよ制作に入りましょう。
「耳つぼジュエリー 作り方」で検索しても意外と載っていない、細かいコツを交えて解説します。
工程1:シールの粘着面に粒をセットする
まずは土台作りです。ここで「粒」と「シール」を合体させます。
- テーブルの上に「チタン粒」を置きます。
- 医療用シールを台紙から剥がし、ピンセットで持ちます。
- シールの粘着面を粒に向け、粒がシールのど真ん中に来るように上から貼り付けます。
★ここでプロのコツ!
机の上に粒を置くとコロコロ転がって中心に貼るのが難しいですよね?
そんな時は、「消しゴムに粒の大きさのくぼみを作ったもの」や、「厚紙に小さな穴を開けたガイド」を用意してください。そこに粒を固定してからシールを被せると、面白いほど中心にビシッと貼れます!
中心がズレると、耳に貼った時にツボから外れてしまうので、このひと手間は意外と重要です。
工程2:グルー(接着剤)の適量と塗り方
次に、シールの表面(粘着していない側)に接着剤を塗ります。ここにストーンが乗ります。
ここで注意したいのが「接着剤の量」です。
多すぎると、ストーンを乗せた時に横からはみ出してしまいます。はみ出した接着剤が固まって肌に触れると、チクチクしたり肌荒れの原因になったりすることも。
正解は「爪楊枝の先にちょこんと取って、点置きする」こと。
チューブから直接出すのは失敗の元です。ほんの少し、直径1mm程度の量で十分強力にくっつきます。
工程3:スワロフスキーを乗せて硬化・乾燥
接着剤の上に、お好みのストーン(スワロフスキーなど)を乗せます。
ピンセットでストーンをつまみ、接着剤の上にそっと置きましょう。
この時、上から強く押しすぎると接着剤がはみ出るので、「置く」イメージで乗せるのがポイントです。
★ストーンが曇らない注意点
瞬間接着剤の中には、揮発成分でストーンの表面を白く曇らせてしまうものがあります。「白化現象」と呼ばれるものです。これを防ぐために、風通しの良い場所で乾燥させるか、デコ専用のボンドを使用してください。
完全に乾くまで触らないようにして、ケースに入れて保管すれば完成です!
すぐ剥がれる人必見!「持ち」を良くするプロの裏技
「せっかく作ったのに、お風呂に入ったらすぐ取れた…」
そんな悲しい事態を防ぐために、耐久性を高めるテクニックをご紹介します。
接着剤選びが命!おすすめのボンドはこれ
耳つぼジュエリー作りでよくある論争が、「レジン vs 手芸用ボンド」どっちが良いの?という問題です。
結論から言うと、耳つぼジュエリーには「弾力のある手芸用ボンド」がおすすめです。
- UVレジン:硬化が早くて便利ですが、固まると「カチカチ」になります。耳のシールは柔らかいので、土台が動いた拍子に硬いレジンがポロッと剥がれてしまうことがあります。
- 多用途ボンド(デコ用):乾いた後もゴムのような弾力が残るタイプが多いです。シールの動きに合わせてしなるので、衝撃に強く剥がれにくいです。
「デコプリンセス」などのデコ専用ボンドや、100均でも売っている「Gクリヤー」などの弾性接着剤を選ぶと、持ちが格段に良くなりますよ。
貼る前の「耳の脱脂」が一番重要
実は、ジュエリーの作り方と同じくらい大切なのが、「貼る前の準備」です。
どれだけ強力なシールを使っても、耳の皮脂や汚れが残っていると、粘着力は半減してしまいます。
ファンデーションや日焼け止め、耳の中の油分は大敵です。
貼る直前に、アルコールを含ませたコットンや綿棒で、耳のツボ周辺を念入りに拭いてください。「脱脂(だっし)」と呼ばれるこの工程をやるかやらないかで、シールの寿命が3日は変わります。
自作の耳つぼジュエリーでおしゃれにダイエット!
いかがでしたか?
最初は細かい作業に感じるかもしれませんが、慣れてくれば1つ作るのに1分もかかりません。
週末に好きなお茶を飲みながら、
「来週は仕事があるから、控えめなパールにしようかな」
「週末のデート用に、誕生石カラーで作ろうかな」
なんて考えながら作り置きをする時間は、とても楽しいものです。
自作の耳つぼジュエリーなら、コストを気にせず、汚れたらすぐに新しいものに貼り替えられます。衛生的に保てるのも嬉しいポイントですよね。
耳つぼジュエリーの作り方まとめ:100均&プロ技で失敗なし!
最後に、本記事の要点を振り返ります。
- 【材料選び】 安全性に関わる「シール」と「粒」は専用品を購入し、その他の道具は100均を活用してコストと安全性を両立させる。
- 【作り方】 ガイドを使って粒を中心からずらさず配置し、接着剤は「点置き」して肌への刺激を防ぐ。
- 【長持ちテク】 衝撃に強い「弾性ボンド」を選び、貼る直前に耳の油分を完全に拭き取る「脱脂」を徹底する。
- 【活用メリット】 自作なら1粒数十円で量産できるため、常に清潔な状態でダイエットやおしゃれを楽しめる。
これさえ守れば、誰でも簡単に、しかも格安でプロ級の耳つぼジュエリーが楽しめます。
まずは材料を揃えるところから始めてみてくださいね。
そして、素敵なジュエリーができあがったら、次は実際に耳に貼ってみましょう!
効果的な貼る場所については、「【図解】ダイエット・食欲抑制に効く耳つぼの位置MAP」の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
あなただけのオリジナルジュエリーで、おしゃれと健康の両方を手に入れちゃいましょう!
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