「マッチングアプリって、まともな人はやらないのかな」「まともな人なんて一人もいない気がする」。
そんなふうに感じて、アプリを消そうかどうか迷っている人は少なくありません。
実際、遊び目的の人や既婚者、ドタキャンする人に当たると、「時間も心も無駄だった…」と落ち込んでしまいます。
一方で、友人の中には「マッチングアプリで出会って結婚した」という人もいたりして、「何が本当なのか分からない」という声もよく聞きます。
この記事では、次のポイントを整理して解説します。
- なぜ「マッチングアプリはまともな人はやらない」と言われるのか
- それでも実際には、どんな「まともな人」がアプリにいるのか
- まともな人を見分けるチェックポイント
- マッチングアプリが向いている人・向いていない人
- アプリ以外の出会い方も含めた、現実的な選択肢
「もうやめるべきか」「もう少しだけ続けるべきか」を、自分なりに納得して決めたい人の参考になればと思います。

なぜ「マッチングアプリはまともな人はやらない」と言われるのか
まずは、このフレーズがここまで広まった理由から見ていきましょう。
実際によくあるトラブル・残念な体験談のパターン
マッチングアプリに対して悪いイメージを持つきっかけの多くは、実際のトラブルやモヤモヤする経験です。代表的なものをまとめると、次のようなパターンがあります。
- 遊び目的・ヤリモクだった
- プロフィール(身長・年収・写真など)が明らかに盛られていた
- 彼女持ち・既婚者だった
- 当日ドタキャンされ、そのまま音信不通
- 投資や副業の勧誘だった
どれも、一度でも経験すると「もう二度と同じ思いはしたくない」と感じるような出来事です。
これらの話は、SNSや友人同士の会話で共有されやすく、「マッチングアプリ=危ない」「まともな人はいない」というイメージが強まりがちです。
モテない人・危ない人が多いというイメージが広がる理由
「モテる人はマッチングアプリなんて使わない」「リアルで出会いがないからアプリに来ているのでは?」といったイメージもよく聞きます。
たしかに、「異性との出会いが多い人」は、マッチングアプリを使わなくても恋人ができることがあります。
そのため、「出会いがない=何か問題がある人」という偏ったイメージが生まれ、「マッチングアプリはまともな人はやらない」という言葉に繋がっていきます。
ただし、実際には、
- 職場が同性ばかり
- リモートワークで出会いが減った
- 友人の紹介が期待できない
といった「環境要因」で、アプリ以外の出会いが極端に少ない人もいます。
こうした人たちまで「モテない人」「やばい人」と一括りにされてしまうのは、少し乱暴だと言えます。
仕組み上どうしても混ざってしまう「要注意ユーザー」
マッチングアプリは、スマホ1つで匿名に近い形で始められるサービスが多いです。
その「手軽さ」の裏側には、次のようなリスクもあります。
- 本名・職場・友人など、リアルの人間関係から切り離されている
- プロフィールが正しいかどうか、完全には確認できない
- 運営側の監視はあるものの、100%怪しい人を排除することは難しい
この仕組み上の特性から、「既婚者」「勧誘」「遊び目的」などのユーザーが一定数混ざってしまうのは避けにくい現実です。
こうした人たちの行動は目立ちやすく、口コミに乗りやすいため、「マッチングアプリ=まともな人はいない」という印象が強まっていきます。
それでもマッチングアプリにまともな人がいると言える理由
ここまで読むと、「やっぱり危なそう」と感じるかもしれません。
一方で、マッチングアプリで出会って交際・結婚しているカップルも確かに存在します。
このギャップを理解するために、まず「まともな人」のイメージを具体的にしてみましょう。
「まともな人」の具体的なイメージを言語化する
この記事でいう「まともな人」とは、次のような行動や価値観を持つ人を指します。
- 嘘をつかない(既婚者なのに独身と偽らない、年収や職業をごまかさないなど)
- 相手の時間と気持ちを大切にする(ドタキャンや音信不通をしない)
- 暴力や犯罪、違法行為などに関わらない
- 恋人や結婚に対する責任感があり、相手を尊重しようとしている
見た目の良し悪しや年収の高さではなく、行動・態度・価値観の部分に注目した「まともさ」です。
この意味での「まともな人」は、マッチングアプリの外にも中にも存在します。
まともな人がマッチングアプリを選ぶ現実的な事情
「まともな人」がマッチングアプリを使う理由は、決して珍しいものではありません。例えば次のような事情があります。
- 職場が同性ばかり or 小規模で、新しい出会いがほとんどない
- 残業やシフト勤務で、合コンや街コンの予定を合わせにくい
- コロナ以降、リアルの飲み会・イベントが減った
- 地方在住で、同年代の独身が少ない
- 恋愛経験が少なく、いきなりリアルで声をかけるのはハードルが高い
こうした背景から、「出会いの一つの手段」としてマッチングアプリを選ぶ人もいます。
つまり、「マッチングアプリを使っているからまともではない」とは限らない、ということです。
「まともじゃない人」に共通する行動パターン
一方で、「まともではない人」には分かりやすい共通点があります。
人柄を完璧に見抜くことは難しくても、行動パターンを見ることで、ある程度の線引きは可能です。
例えば、次のような特徴が複数当てはまる場合は注意が必要です。
- プロフィールがスカスカ or 自己紹介文がほぼない
- すぐにLINE交換や外部SNSに誘導しようとする
- マッチして数通で「家で飲もう」「ホテル行こう」など、急に距離を詰める
- 会う前からお金や投資、副業などの話をしてくる
- 会う約束が近づくと、急に返信が遅くなる・途絶える
こうした行動パターンは、マッチングアプリに限らず、現実世界でも信頼しづらい相手の特徴に近いものです。
「まともな人かどうか」は、プロフィールの肩書きではなく、こうした具体的な行動から判断していく必要があります。
マッチングアプリでまともな人を見分けるチェックリスト
「まともな人もいるなら、どうやって見分ければいいのか」が、読者にとって最も知りたいポイントだと思います。
ここでは、プロフィール・メッセージ・実際に会う場面の3つに分けてチェックポイントを整理します。
プロフィールで分かること・分からないこと
プロフィールだけで人柄のすべては分かりませんが、それでも「危険信号」と「安心材料」はある程度判断できます。
例えば、次のような点は確認しておきたいところです。
- 写真が自然体かどうか
- 顔がはっきり写っているが、過度な加工や露出が極端ではない
- サングラス・マスク・後ろ姿だけの写真しかない場合は慎重に
- 自己紹介文に「なぜアプリを使っているか」「どんな出会いを求めているか」が書かれているか
- 「暇なので登録しました」「なんとなく」だけだと真剣度は読み取りにくい
- プロフィールの空欄が少ないか
- 職業・居住地・休日の過ごし方など、基本情報が埋まっているか
- 結婚や将来についての考え方が書かれているか
- 「良い人がいれば結婚も考えたい」など、温度感の目安になる
もちろん、これらがすべて当てはまるからといって、100%安全というわけではありません。
ただ、「まともな人ほど、自分の情報を丁寧に書く傾向がある」という点は、1つの目安になります。
メッセージや会話から読み取れる誠実さのサイン
実際にやり取りを始めると、プロフィールでは見えなかった部分が見えてきます。
次のような視点でメッセージを読み取ると、真剣度や誠実さが分かりやすくなります。
- 返信ペースが極端に不安定ではないか
- 忙しい日は多少遅れることがあっても、「今日は遅くなりそうです」など一言添えてくれるか
- 質問と自己開示のバランス
- 一方的に質問攻めにするでもなく、自分のことも適度に話してくれるか
- 内容が「外見」だけに偏っていないか
- 容姿の話題だけでなく、仕事や趣味、価値観にも興味を持ってくれるか
- いきなりタメ口・距離が近すぎないか
- 仲良くなってから少しずつ砕けていくのが自然な流れ
- 夜遅い時間帯ばかり連絡してこないか
- 深夜帯だけ急に連絡が来る場合、「暇つぶし相手」を探している可能性もある
メッセージの中身だけで完璧に判断することはできませんが、「なんとなく違和感がある」「雑に扱われている気がする」という直感も大切にして良い部分です。
会う前〜初デートで確認したいポイント
メッセージでは好印象でも、会ってみると印象が変わることはあります。
安全のためにも、初デートでは次のような点を意識してみてください。
- 初回は昼間・人通りの多い場所を提案してくれるか
- 待ち合わせ場所が分かりやすく、安全な場所か
- 約束の時間や場所をきちんと守るか
- お酒を無理に勧めたり、酔わせようとしないか
- いきなり自宅やホテルに誘ってこないか
こうした基本的なところを守れるかどうかは、その人が日常生活でどれだけ「相手への配慮」を大事にしているかの指標にもなります。
細かい条件を完璧に満たす人を探す必要はありませんが、「明らかに危ないサイン」が複数ある場合は、距離を取ることをおすすめします。
マッチングアプリが向いている人・向いていない人
「まともな人がいるかどうか」と同じくらい大切なのが、「自分とマッチングアプリの相性」です。
マッチングアプリと相性の良いタイプ
マッチングアプリが比較的向いているのは、次のようなタイプです。
- 数人とやり取りが並行しても、そこまでストレスに感じない
- いいねや既読スルーに一喜一憂し過ぎない
- 自分からも挨拶や質問を送るなど、ある程度積極的に動ける
- 「合わない」と感じたら、ブロックやお断りがきちんとできる
アプリはどうしても「数」の世界になりやすく、全員とうまくいくことはありません。
断られたり、合わない人に当たったとしても、「そういうこともある」と切り替えられる人の方が、疲れにくく、良い出会いに繋がりやすい傾向があります。
マッチングアプリをやらない方がいいタイプとその理由
一方で、次のようなタイプは、マッチングアプリと距離を置いた方が良い場合があります。
- 受け身で、自分からメッセージを送るのがとても苦痛
- 既読スルーやブロックを「自分の人格否定」と感じて深く落ち込んでしまう
- 「相手に悪いから」と断ったりブロックしたりすることに強い罪悪感を覚える
- 「この人しかいない」と一人に執着しやすい
こうした場合、マッチングアプリの「気軽さ」「数の多さ」が、かえって心の負担になりやすいです。
「マッチングアプリ向きではない=恋愛に向いていない」という意味ではありません。
ただ、別の出会い方(少人数の紹介、婚活サービスなど)の方が、自分の性格には合っている可能性があります。
まともな人と出会うための具体的な使い方・戦略
「それでも少しはアプリを使ってみたい」という場合、行き当たりばったりではなく、戦略的に使うことが大切です。
目的別にアプリを選ぶときの考え方
アプリごとに、雰囲気や利用目的は少しずつ違います。
具体的なサービス名はここでは挙げませんが、選ぶときには次のような点をチェックしてみてください。
- 恋活寄りなのか、婚活寄りなのか(利用者の目的)
- 男女とも有料なのか、男性のみ有料なのか
- 本人確認が必須になっているか
- 24時間監視体制や通報機能など、安全面の説明がしっかりしているか
結婚を強く意識しているなら、婚活寄り・男女とも有料のサービスの方が、真剣な人の割合は高くなりやすいです。
一方で、「すぐ結婚というより、まずは恋人から」という場合は、恋活寄りのサービスから始めるのも1つの方法です。
プロフィール・写真の作り方で変わる「寄ってくる人」
プロフィールの作り方は、「どんな人が寄ってくるか」に大きく影響します。
例えば、次のような工夫がポイントになります。
- 写真
- 明るい場所で撮った、清潔感のある服装の写真をメインにする
- 露出の高い写真や、過度な加工は控える(遊び目的のターゲットになりやすい)
- 自己紹介文
- 「寂しいから登録しました」「暇つぶし」など、隙が大きく見える表現は避ける
- 仕事や休日の過ごし方、好きなこと・大事にしている価値観を簡潔に書く
- 「将来は結婚も視野に、落ち着いた交際ができる方と出会えたら嬉しいです」など、求める関係性をはっきりさせる
プロフィールに真剣さがあると、遊び目的の人からは敬遠される一方で、同じ温度感の人からの「いいね」が届きやすくなります。
安全に使うためのマイルールを決めておく
マッチングアプリを使うなら、事前に「自分だけのルール」を決めておくと、迷いにくくなります。例えば次のようなルールです。
- 連絡先交換は、実際に会う約束が固まってからにする
- 初回デートは昼間の1〜2時間、カフェや人通りの多い場所に限定する
- 投資・副業・ビジネスの話が出たら、その時点でやり取りを終了する
- 2〜3回続けてモヤモヤする出来事があったら、一度アプリを休む
こうしたルールを事前に決めておくと、「相手に合わせてしまって後悔する」という場面を減らしやすくなります。
マッチングアプリ以外の出会い方も比較しておく
「マッチングアプリが全て」だと思うと、うまくいかないときに追い詰められてしまいます。
他の出会い方も含めて、自分に合うルートを考えてみましょう。
結婚相談所・婚活パーティーとの違い
結婚を強く意識している場合、マッチングアプリ以外に次のような選択肢があります。
- 結婚相談所
- 独身証明書や収入証明などの提出が必要なことが多く、身元がはっきりしている
- 料金はかかるが、その分「結婚の意思が明確な人」が集まりやすい
- 専任の担当者が付き、紹介や交際のサポートをしてくれる場合もある
- 婚活パーティー・街コン
- 実際に会話をしながら雰囲気を確かめられる
- 一度で複数人と話せるが、ゆっくり深掘りする時間は少ない
コストや手間は増えますが、「書類での確認」「第三者のサポート」によって、マッチングアプリとは違う安心感があります。
職場・友人紹介・趣味コミュニティという選択肢
もっと身近なところでは、次のような出会い方もあります。
- 職場・取引先などのビジネス関係
- 共通の友人からの紹介
- 趣味サークルや習い事、コミュニティ
これらは「たまたま」頼みになることも多いですが、共通の知人がいることで安心感は高くなります。
マッチングアプリと並行して、こうしたリアルの場にも少しずつ足を伸ばしてみると、「アプリに依存しすぎない」状態をつくりやすくなります。
自分に合う出会い方を選ぶ3ステップ
出会い方を選ぶときは、次の3つの視点で考えてみてください。
- 目的:恋人なのか、結婚を真剣に考える相手なのか
- 性格:数多くの人とやり取りするのが平気か、少人数と深く話す方が楽か
- 時間とお金:どれくらいの期間と費用をかけられるか
この3つを整理した上で、「マッチングアプリを続ける」「婚活サービスを併用する」「しばらくアプリを休む」など、自分にとって無理のない選択肢を考えていくのが現実的です。
よくある質問Q&A
Q1. マッチングアプリに、真剣な人はどれくらいいるのでしょうか?
正確な割合は公的にはほとんど公開されておらず、「○割」と言い切ることはできません。
ただ、アプリや料金体系によって雰囲気は大きく変わります。
- 無料で登録しやすいサービス:目的がバラバラになりやすい
- 婚活寄り・男女とも有料のサービス:結婚を意識した人が多い傾向
という違いは、多くの口コミや体験談でも共通して語られています。
Q2. 何度か嫌な思いをしました。もうやめた方がいいでしょうか?
何回でやめるべき、という明確な基準はありませんが、
- アプリを開くのが憂うつ
- メッセージの通知を見るだけで気分が沈む
という状態であれば、一度離れてみる選択肢もありだと思います。
一度やめる=二度と使えない、ということではありません。
しばらく休んで他のことに集中し、気持ちが回復した時点で、改めて「使うかどうか」を考えても遅くはありません。
Q3. 初めて会うときに、最低限気をつけるべきことは?
最低限、次の3つは意識しておきたいポイントです。
- 昼間・人通りの多い場所で会う
- 初回は長時間にしない(1〜2時間程度を目安に)
- 体調やお酒の量を自分でコントロールできる範囲に留める
また、「どうしても不安が消えない」「相手の話に矛盾が多い」と感じる場合は、無理に会わない判断も大切です。
Q4. 周りに「マッチングアプリで出会った」と言うのが少し恥ずかしいです
マッチングアプリでの出会いは、ここ数年でかなり一般的になっています。
とはいえ、まだ抵抗のある人もいるので、どう伝えるかは相手との関係性次第です。
- 親や仕事関係など、慎重にしたい相手には「共通の知人の紹介」「趣味のコミュニティ」など、少しぼかして話す
- 仲の良い友人には、正直に「アプリで出会った」と伝える
といった形で、相手によって話し方を分ける人もいます。
自分が無理なく感じる範囲で、少しずつ慣れていけば大丈夫です。
まとめ:「まともな人はやらない」と決めつけず、自分に合う距離感で付き合う
「マッチングアプリはまともな人はやらない」「まともな人はいない」という言葉の背景には、
- 実際に嫌な思いをした人の体験談
- 仕組み上、遊び目的や既婚者、勧誘が紛れ込みやすい現実
があるのはたしかです。
一方で、
- 出会いが少ない環境
- 仕事が忙しいライフスタイル
といった理由から、「普通にまともな人」がマッチングアプリを使っているケースも少なからずあります。
大切なのは、
- 「まとも/まともでない」を肩書きではなく、行動や態度から判断すること
- 自分の性格や心の状態を踏まえて、マッチングアプリとの距離感を決めること
- アプリだけに依存せず、他の出会い方も含めて選択肢を広げておくこと
です。
この記事で紹介したチェックリストやマイルールを参考にしながら、
「自分にとって無理のない使い方は何か」「今は続けるべきか、一度休むべきか」を、ぜひ落ち着いて考えてみてください。
マッチングアプリを使うかどうかよりも、
自分の心と安全を大切にしながら、納得のいく選択をしていけるかどうかが、長い目で見て一番大事なポイントです。
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